「またか、が県民の感情」 かけはしの会、菅氏へ再発防止要求


この記事を書いた人 金城 美智子

 【東京】県関係自民党国会議員でつくる「かけはしの会」(会長・西銘恒三郎衆院議員)は20日午前、首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、米軍属女性死体遺棄事件について、再発防止と綱紀粛正を米側に強く働き掛けるよう求めた。岸田文雄外相、中谷元・防衛相に対しても同様に申し入れる。

 菅氏との会談後、西銘会長は「県民の感情からすると『またか』という思いが強いと思う。県民の怒りを代弁する形での行動を5人の国会議員団で起こした」などと要請の趣旨を説明した。西銘氏によると、菅氏は「思いは共有している」などと述べた上で、19日深夜に外相と防衛相がケネディ駐日米大使、ドーラン在日米軍司令官に抗議したことなどを説明した。【琉球新報電子版】