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色鮮やか 地域明るく 移住2人が作品展 今帰仁・越地

公民館で初展示会を行った、ヨグさんの絞り染めをバックにするヨグさん(左)と中平翔太さん=10日、今帰仁村越地公民館

 【今帰仁】神奈川県出身で2年半前に今帰仁村越地区に移住した視覚染色家のYogu(ヨグ、本名・小黒裕一郎)さん(37)と、静岡県出身でことし2月に同区に移住し、孔版画「シルクスクリーン」を趣味とする中平翔太さん(33)の2人による初めての作品展示会が10日、同区公民館で催された。

 区民がヨグさんの家に足を運んだ際、自宅工房の色鮮やかな作品が目に留まり、「ぜひ、大勢の区民に作品を見せてほしい」と要望。10日の字費徴収日に合わせて催された。2人は隣近所で、同区で知り合った。この日それぞれ、十数点の作品を展示。区民と会話を弾ませながら、作品作りの工程などを説明した。
 絞り染めのヨグさんは綿素材に、10色ほどの染料を混ぜ合わせる。1メートル四方のタペストリーの仕上がりは1週間ほどかかる。作品は全て一点物。4月には台湾での展示会も成功し、国内外で活躍する。同区で妻と2人の娘と暮らす。
 中平さんは昼間、名護市を中心にシーカヤックのガイド案内をしており、趣味で孔版画を作成し、妻と暮らす。
 玉城博也区長は「公民館内が作品展示で、明るい雰囲気になった。区民も興味津々で、購入する人もいた。多くの区民が作品を通して交流が図れてよかった」と話した。
 2人は「県外から移住したが、地元の方々の歓迎は大変ありがたい。とても気に入った地域の公民館で、作品を通し、たくさんの区民と交流できてよかった。子育てする環境も最高だ」と笑顔で話した。(新城孝博通信員)