サルスベリ開花「過去最も早く」 沖縄気象台「多雨が影響」


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花を付けたサルスベリの標本木=31日午前、那覇市樋川の中央公園(沖縄気象台提供)

 沖縄気象台は31日、那覇市内でサルスベリの開花を観測したと発表した。57年間の観測史上、最も早い開花。例年より21日早い。

 観察を続けている那覇市樋川の中央公園内の標本木が同日午前、5~6輪のピンクの花を付けた。

 これまでで最も早かったのは1973年と98年の6月2日。気象台の担当者は「4、5月の気温が例年より高く、98年も同傾向だった。今年は多雨だったことも影響したのではないか」と分析している。
 サルスベリの開花は59年から観測している。