沖縄の老舗リゾートがシェラトンに 世界ブランド24年ぶり


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
大幅改装を経て新たに開業した「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」=1日、恩納村冨着

 恩納村冨着にある県内老舗リゾートホテル「サンマリーナホテル」は1日、世界的なホテルブランド「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」として開業した。年内に同敷地内で建設中の新棟(46室)と室内プールなどを備えるウエルネスセンターも新たにオープンする。シェラトンブランドの県内への再進出は1992年以来、24年ぶりとなった。

 同日開かれた記念式典にはスターウッドホテルズ&リゾーツアジア太平洋地区のスティーブン・ホー社長や恩納村の長浜善巳村長ら関係者が出席した。

 ホー社長は「ビジネス客やレジャー客のニーズと、地元コミュニティーの要望に応えられるブランド力を備え、戻って来た。今後、地元住民や海外客らにとって訪れるべき目的地にしていきたい」とあいさつした。

 「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」は外資系ホテル会社イシン・ホテルズ・グループ(東京)が所有・運営し、シェラトンなど世界で11ホテルブランドを展開するスターウッド・ホテルズ&リゾート(本社・米国)とフランチャイズ契約を結んだ。今後の運営もイシン・ホテルズ・グループが担う。

英文へ→Long-standing resort in Okinawa turns to Sheraton after 24 Years