県内染め織り一堂に 縫製3団体、初の合同販売


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
県衣類縫製品工業組合と県工芸産業協働センター、ファッションデザイナークラブ琉球の3団体がコラボした初のかりゆしウエア販売会=6日、那覇市のタイムスビル

 県衣類縫製品工業組合と県工芸産業協働センター、ファッションデザイナークラブ琉球(FDR)の3団体は6日から、那覇市のタイムスビル内でかりゆしウエアの販売会を開催している。3団体合同の販売会は初めて。8日まで。

 協働センターは喜如嘉芭蕉布や知花花織、八重山花織など、県内全11地域の染め織り伝統工芸産地のかりゆしを初めて一堂にそろえ、展示即売している。

 センターの金城有起工芸産業コーディネーターは「かりゆしを通して沖縄の伝統工芸の着物に興味を持ってもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 会場には約600点が展示された。県内で活躍するデザイナーの作品を扱うFDRはワンピースやドレスなどオーダーメードできる斬新なかりゆし商品をそろえて来場者の関心を集めた。