地元の選手も祝福 「メダル取って」 重量挙げ代表 糸数選手凱旋


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 リオデジャネイロ五輪の重量挙げ62キロ級日本代表に選ばれた糸数陽一選手は6日、練習に訪れた沖縄工業高校でウエイトリフティング部の生徒や見学に来た子どもたちから祝福を受けた。世界最高峰の戦いに挑む糸数選手に生徒たちは、「メダルを取ってほしい」と願いを込めた。

糸数陽一選手の練習を見守るウエイトリフティング部の生徒たち=6日、沖縄工業高校

 生徒たちは五輪出場を祝福する横断幕を掲げて糸数選手を迎え、「おめでとうございます」と声を掛けて花束を手渡した。糸数選手と同じ62キロ級の羽地夢月君(17)は「体格がすごくてびっくりした。オリンピックにも応援に行きたい」と表情を輝かせた。

 糸数選手の練習は生徒たちが見守る中で行われた。同部の高良健志主将(17)は「みんなが糸数さんから刺激を受けた。オリンピックで表彰台に上がっている姿が見たい」と話した。練習を見学した伊良波小学校5年の大城匠君(10)は「オリンピック出場はすごいと思う。自己ベストを出して頑張ってほしい」と笑顔を見せた。