「ジーマーミ豆腐はピーナツ」 保健所表示呼び掛け


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 ピーナツ(落花生)が原料の「ジーマーミ豆腐」を食べて、急性アレルギー反応「アナフィラキシーショック」を起こし、県立北部病院に救急搬送される観光客が相次いでいることから、県北部保健所は8日の食品衛生講習会で、事業所に原料表示を呼び掛けることを決めた。県八重山保健所は夏休み前に、市内の製造業者や飲食店など約600店舗に注意書きを求める文書を郵送する。

 北部保健所生活環境班の天久朝信班長は「飲食店では原料表示の義務はないが、医師から重篤な患者もいると報告を受けている。講習会で飲食店業者に協力を求めたい」と話す。
 八重山保健所は報道を受けて7日、市内の業者に文書を郵送することを決めた。