退職条件8月提示 南西石油、再び延期


社会
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 親会社のブラジル国営石油企業の日本撤退に伴って身売りが検討されている南西石油(西原町)は7日、5月に提示するとしていた従業員の退職時の条件(退職パッケージ)について「提示時期は8月ごろになりそうだが、まだ確定ではない」と労働組合に説明し、提示時期を再び延期した。提示が先延ばしされる状況について経営側は「(南西石油の)売却手続きのプロセスが大幅に遅れている」などの見解を伝えているという。

 南西石油は従業員の退職パッケージの提示延期を重ねており、組合側からは「大幅に提示時期が延びる理由などを従業員にきちんと説明すべきだ」と反発の声が上がっている。南西石油は当初、昨年5月に退職パッケージを提示すると組合側に説明していた。だが現段階まで条件提示はなく、今年4月には「5月第2週に提示する」と説明していた。