「県民を蔑視、愚弄するもの」 米兵酒酔い逆送事故で抗議決議 嘉手納町議会が全会一致で


この記事を書いた人 松永 勝利

 【嘉手納】嘉手納町議会(徳里直樹議長)は10日午前の町議会6月定例会最終本会議で、4日に嘉手納町水釜の国道で発生した米兵酒酔い逆走事故を受けて抗議決議と意見書を全会一致で可決した。
 抗議決議と意見書で、事故について「県民を蔑視、愚弄(ぐろう)するもの」と非難し、事件の再発防止と具体的な解決策を日米両政府で作成し、早期公表することや日米地位協定の抜本的に改定することなど4項目を求めた。【琉球新報電子版】