米軍属事件 名護の追悼集会、17日屋内運動場 被害女性に祈り


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 【名護】米軍属女性暴行殺人事件で犠牲になった女性を悼む「追悼名護市民集会」が17日午後6時半から、名護市大南の市屋内運動場(21世紀の森体育館隣)で開かれることが決まった。被害者の同級生や女性団体、区長会会長・各支部長、市議ら各種団体でつくる実行委員会が11日夜に同市内で開かれ、稲嶺進市長が実行委員長に就いた。

 被害者の御霊(みたま)を慰め、遺族に寄り添うことが目的。抗議ではなく、追悼集会として祈りをささげる。登壇者は稲嶺市長や同級生らで調整している。被害者や遺族へのメッセージを書くスペースや献花台を用意する。

 政治的な立場に関わらず市民全体で犠牲になった女性を悼む集会を目指す。のぼりや旗の持ち込み、チラシ配布、許可外の撮影などを禁止する。

 市民集会は市各種団体女性代表ネットワーク協議会(比嘉サダ子会長)など6団体が3日、稲嶺進市長や屋比久稔議長に開催を求める要望書を提出していた。

 問い合わせは実行委員会事務局(市広報渉外課内)(電話)0980(53)1212。