県民大会に参加を フィッシャーさん訴え「何もしてこなかった政府は加害者と同じ」


社会
この記事を書いた人 金城 美智子

 米兵による性犯罪の被害者として性犯罪の根絶に取り組むキャサリン・ジェーン・フィッシャーさんは17日、沖縄県庁で会見を開き「何もしてこなかった政府は加害者と同じ。これ以上の被害者を出さないために、県民大会に行ってほしい」と、19日の県民大会に多くの人が参加するよう呼び掛けた。

 フィッシャーさんは「戦後ずっと、米軍関係者による性犯罪が起き続けてきたのは、日本政府と米軍の責任だ」と批判し、加害者が逃げることができないよう、地位協定を改定するべきだと訴えた。 2017年1月までに、性暴力の被害者支援センターを設立する計画への協力も呼び掛けた。
【琉球新報電子版】