【中国時報】LCC2社、損失額増大 台湾の格安、前途多難


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾の格安航空会社(LCC)2社の航空会社の損失額が膨れ上がっている。

 タイガー・エア(台湾虎航)とVエア(威航空)の昨年の損失額は合計11億3800万元(約37億7600万円)で、今年第1四半期でも、タイガー・エアは1億5700万元、Vエアは1億5600万元の損失を計上している。驚くべき速度で損失が増大しており、台湾の格安航空事業の前途が憂慮されている。

 2社は路線が増えるほど損失が拡大しており、今年損失は合計20億元を超える見通しである。

 一方、タイガー・エアは日本の旅行市場が好調で、8月は函館路線も開通する見通しで、Vエアは平均搭乗率が7割以上で、新機材の投入で来年には利益が見込めるとしている。