【中国時報】先住民子弟、総統就任式で国歌斉唱


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 先月の総統就任式では、屏東プザンガラン合唱団による国歌の合唱も行われた。彼らは先住民族の子どもたちによる合唱団で、その天使の歌声は映像を通して伝えられ、史上もっとも美しい国歌であったと絶賛された。

 この合唱団は広州の団体の招きにより7月20日に広州で行われる合唱祭に参加する予定だった。これまで合唱団は2010年から12年まで同合唱祭に参加しており、総統就任式前の今年4月25日には主催団体から正式な招待を受け、出席も承諾していた。しかし就任式典で国歌を歌った直後、広州の主催者から出演取りやめの連絡があった。

 このため8月にポルトガルの合唱祭への参加の資金が不足したため、蔡英文総統は50万元(約160万円)を寄付した。