佐渡山1差2位 日本女子アマゴルフ第2日


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 ゴルフの日本女子アマチュア選手権第2日は22日、福島県のグランディ那須白河GC(6225ヤード、パー72)で行われ、佐渡山理莉(オリオン嵐山)が68で回り、首位の吉本ひかる(れいせん)と1打差のトータル8アンダー136で2位につけた。新垣比菜(カヌチャ)は142で17位タイ、新城莉李亜(ベルビーチ)は145で43位タイでいずれも第3ラウンドに進出した。千葉華(同)は149で74位タイで予選落ちだった。

◆欲張らず 気引き締める
 佐渡山理莉(オリオン嵐山)は欲張らなかった。「パープレーでもいいと思ってスタートした」と自分にプレッシャーを与えず、足元を見詰めながら2日目のラウンドに臨んだ。終わってみると5バーディー1ボギーで単独2位につける好成績を残し、「いい感じだった」とうれしそうに語った。

 最初の1番で4メートルのパットを沈めてバーディーをつかんだ。それでも「うれしいけど、まずいなという感じもあった」。これまでの大会で好スタートを切った直後に崩れることがあったようで、「油断してはいけない」と気を引き締めた。

 3番で二つ目のバーディーを決めたが、6番ではティーショットがバンカーにつかまってボギーとなった。「ミスショットがあった」と反省を口にするが、「しょうがないボギーだ」と引きずらなかった。7番をバーディーとして盛り返すと、その後はバーディー二つにボギーなしと安定したゴルフで乗り切った。

 昨年の日本女子アマでは、マッチプレーによる決勝トーナメントでベスト4まで勝ち上がった。今大会も優勝を狙える位置につけているが、「まずは3位以内を狙いたい」と言う。3日目以降も「最低でもパープレーで上がりたい」と無欲でラウンドするつもりだ。