【中国時報】1563度でギネス記録に 台湾・苗栗県の窯主


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 台湾・苗栗県の竹南蛇窯の窯主、林瑞華さんが自ら設計した「方華窯」がこのほど、最高温度1563度を達成し、ギネス記録に認定された。

 この木材により陶器を焼く薪窯は、環境にもやさしく、煙の害も少ない上に、うわぐすりを施さなくてもさまざまな質感の変化が楽しめる。

 この窯は点火した翌日には千度、2日目には1500度を超え、3日目にして最高温度1563度に達した。

 林さんはギネスの正式記録の証書を手にして「20年余りのキャリアと、4年の準備期間でようやくこの日を迎えることができた。人類が木材を使って製陶を行い、1万年でようやく1300度を超え、そして今回1500度を超えた。林氏は「全世界の製陶の概念を覆すと信じている」と述べた。