那覇 議長の議会運営に抗議決議案 野党会派など


この記事を書いた人 金城 美智子

 野党会派議員らの欠席で29日午前10時からの6月定例会最終本会議が開会できずにいた那覇市議会(金城徹議長)は同日午後2時、金城議長の地方自治法113条などに基づく「催告」で開会した。その直後、野党会派が求めた30分の休憩後、花城正樹氏(なはの翼無所属G)らが連名で金城議長の議会運営に対する抗議決議案を緊急動議で提案した。本会議は午後3時現在、決議案の内容確認を訴えた与党会派の求めで再び休憩に入っている。

 花城氏は提案理由について「金城議長は不信任を受けたにも関わらず自らの非を認めず、独善的で非民主的な議会運営をしている。議長の下では健全な議会運営はできず、市民にとっても不利益となる」などと主張した。再開後の討論を経て同議案の採決となるが、賛成多数で可決される見込み。
【琉球新報電子版】