県政支持へ政策集団 来月発足 「新風会」中心に市議ら


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力の保守系市議らが、政策集団「おきなわ新風会(仮称)」を立ち上げることが29日までに分かった。早ければ地方議会の定例会が終了する7月初旬にも正式発足の会見を開く。当面は発足を呼び掛けている那覇市議会の金城徹議長が幹事長を務め、代表者や組織体制は今後決める方向で作業を進めている。

 金城氏によると、政策集団発足に向けた作業はことし1月ごろから開始。これまでに那覇・名護・沖縄・豊見城の4市を中心に市議ら約20人が趣旨に賛同しているという。会長職を打診した人物の固辞もあり、当面は金城議長を中心に作業を進める。金城氏は「現段階では市議が中心だが、賛同する町村議員や経済人らと行動を共にしていく」と話し、幅広く参集を呼び掛ける考えを示した。