「沖縄のために祈る」 軍人・軍属の教会が国道沿いで集会


この記事を書いた人 松永 勝利
「沖縄のために祈る」と書かれたプラカードを持つ集会参加者=2日午前9時すぎ、北谷町美浜

 【北谷】米軍属女性暴行殺人事件の後、米軍が実施していた「哀悼期間」が終了したことを受け、北中城村屋宜原の教会・ネイバーフッド・チャーチ沖縄は2日午前、北谷町美浜の国道58号沿い南向けの歩道で、「県民との団結を示す集会」を開いた。米軍人や軍属ら最大で約70人が参加し「沖縄のために祈っている」と書かれたプラカードやうちわを掲げ、道行く運転手に手を振ったり、おじぎをしたりした。
 「哀悼期間」が過ぎても、県民に寄り添っていることや哀悼の気持ちを持ち続けていることを表すために開いたという。事件を受けて同教会が集会を開くのは5月28日に続いて2回目。
 同教会のリア・シアンコさん(34)は「私たちは沖縄のために祈り続けている。心は沖縄の人たちとともにある。私たちも沖縄のコミュニティーの一部だ」と語った。【琉球新報電子版】