甘み酸味◎ 新パイン「かりゆしゴールド」 本部町内で限定販売


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本部発のパイナップル新ブランド「もとぶかりゆしゴールド」を発表しアピールする平良武康副町長(左)ら=1日、本部町大浜のもとぶかりゆし市場

 【本部】もとぶかりゆし市場を運営する「もとぶ産直」(崎原清社長)と本部町は1日、町大浜の同市場で本部町発のパイナップル新ブランド「もとぶかりゆしゴールド」を発表した。同市場のみで7月いっぱい限定販売する。

 「もとぶかりゆしゴールド」は町や生産農家などが連携して約2年間、開発に取り組んだ。歯応えや舌触り、甘さと酸味のバランスの良さに特徴がある。6農家が本格栽培している。名称に「かりゆし」と盛り込み「(食べた人に)幸せが訪れてほしい」との願いを込めた。

 発表会で平良武康副町長は、本部町が本島のパイン生産の発祥地であることを強調しつつ「7月は本島のパインが最高度の味になる」と“旬入り宣言”した。

 もとぶかりゆし市場の本田正副店長は初めて食べた時を「自分の舌を疑うほどおいしかった」と振り返った。試食した来場者からは「甘くておいしい」と好評で、贈答用にその場で購入した人もいた。

 価格は一つ2千円前後。問い合わせはもとぶかりゆし市場(電話)0980(43)0280。