【北谷】北谷町の英国派遣交流事業の一環で、英国のディーンマグナスクールの中高生9人が6月28日、町吉原の北谷中学校を訪れて生徒らと文化交流をした。同中の生徒が空手の演武や、和太鼓演奏、合唱を披露し歓迎した。交流会では、書道や英単語クイズ、カチャーシー体験を通して日本や沖縄の文化を学びながら、友情を深めた。
書道体験では北谷中の生徒らが、少し照れながらも英語を使って積極的に交流する様子が見られた。訪問団の生徒らは、同中の生徒のアドバイスを基に筆を上手に使って好きな単語を書き上げていった。
「皿」と半紙に書き上げたサラ・バウンディーさん(15)は「(皿の文字は)かわいい形で気に入った」と笑顔で話した。サラさんのホストファミリーの宮里杏さん(14)=北谷中3年=は「一生忘れない思い出をつくって、もっと仲良くなりたい」と話した。
トーマス・ワイスさん(15)は「書道は、難しいけど楽しい」と話した。
崎濱秀平さん(14)=北谷中2年=は「(交流を通して)英語が身近に感じられた。英文法を身に付けたいと思った」と、英語学習への意欲を語った。