金武サッカー場、開場 記念フェスタに歓声響く


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 【金武】昨年12月に完成した金武町のサッカー場「町フットボールセンター」の供用開始を祝した「金武町サッカーフェスタ2016」が2日、金武町金武の同センターで行われた。町内外のフットボールクラブのメンバーらが、新しいグラウンドでサッカーに関するさまざまなアトラクションを体験しながら施設の誕生を喜んだ。

バブルサッカーに挑戦する子どもたち=2日、金武町金武の町フットボールセンター

 オープニングセレモニーで比嘉貴一教育長は「県サッカー競技の拠点施設として、県のサッカー振興に大きく寄与することを期待したい」とあいさつ。セレモニーの後はグラウンド全体を使い、参加者がアトラクションやミニゲームを楽しんだ。

 アトラクションの一つ、バブルサッカーはノルウェーで誕生し、ヨーロッパなどを中心に広がっている新しいスポーツ。ルールはフットサルと同じだが、バブル型の丸い透明のボールに体を入れ、互いに押し合いながらサッカーを行う。

 フェスタでは、丸いボールに身を包んだ選手らが互いに体をぶつけ合って勢い余って転がったり、丸い形状を利用して回転したりするなど、独特の動きを楽しんだ。

 バブルサッカーに初挑戦した金武小6年で金武FCの伊藝陸君(11)は「思ったように体を動かすことができなくて、難しかったけど楽しかった」と感想。新しいグラウンドについては「とてもきれいな芝でうれしい。いろいろなサッカーの大会が金武町でできるようになる」と喜んだ。

 フェスタの運営には県サッカー協会や県内の女子サッカーチーム・琉球デイゴス、サッカー元日本代表FW高原直泰さんが設立した沖縄SV、美里高校女子サッカー部、名護高校女子サッカー部が協力した。