ワクチン副反応「重篤」 沖縄県内9件 子宮頸がん、28件報告


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 県によると県内で子宮頸(けい)がんワクチン副反応の報告は28件あり、その内9件が重篤となっていることが分かった。昨年9月末までの県集計の報告数は27件だったが、その後新たに申請された1件が重篤と認められ、報告数と重篤数がともに1件増えた。7日の県議会一般質問で、県の砂川靖保健医療部長が具志堅透氏(沖縄・自民)に答えた。

 県によると、1月末までに実態調査を行っているのは12市町村。昨年9月に医療費などの支給が始まった国の救済措置は、各個人が県を通さずに医薬品医療機器総合機構(PMDA)に直接申請するため、人数の把握はできていない。