黄金に輝く稲穂刈る 恩納村の小中学生が収穫体験


社会
この記事を書いた人 松永 勝利
黄金に実った稲を収穫する児童ら=9日午前10時ごろ、恩納村安富祖

 【恩納】恩納村内の子ども会の小学生約30人と中学生約20人は9日午前、恩納村安富祖の田んぼで県奨励品種のコメ「チュラヒカリ」の収穫を体験した。児童らは田んぼの泥に足を取られながらも、黄金に輝く稲を丁寧に刈り取った。コメの収穫は村内の小学6年生を対象とした体験学習「恩納村サバイバルキャンプ」(主催・村教育委員会、村子ども会育成連絡協議会)の一環で実施された。
 児童らはことし3月に田植えをしており、今月に入って収穫時期を迎えた。収穫したコメは8月2~4日、無人島で行われるサバイバルキャンプで炊くことにしている。
 真剣な表情で収穫作業に汗を流していた山内翔貴君(11)は「田植えの時は、泥に足がはまって大変だったけど、こうして収穫できてうれしい」と話した。
 児童らはキャンプでは火起こしや追い込み漁、野外炊事、遠泳なども体験する。【琉球新報電子版】