スマホでいつでも口座開設 沖銀、県内初 届出印不要


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県内地銀初の「口座開設アプリ」を紹介する沖縄銀行の新田宗一郎さん(右)と上間聡子さん=11日、琉球新報社

 沖縄銀行(玉城義昭頭取)は11日、来店の必要がなく、多機能携帯電話(スマートフォン)の手続きで普通預金口座がつくれる「口座開設アプリ」のサービスを県内地銀で初めて始めた。スマホのカメラ機能で運転免許証を撮影し、必要な情報を送信するだけで申し込みが完了し、後日キャッシュカードが届く。

 沖銀個人部の新田宗一郎調査役は「忙しい人にも便利なサービス。バイトや就職で給与の振込口座をつくる必要がある学生など、若年層をターゲットにしていく」と話した。

 対象は18歳以上。通帳を発行せず届出印なしで口座開設できる。普通預金口座のほかインターネットバンキング「おきぎんeパートナー」も同時に申し込む。運転免許証の文字情報を読み取りに入力するため、名前や住所などの入力の手間も省ける。

 アプリは無料で、グーグルのアンドロイド用とアップルのiOS用がある。次のアドレスからダウンロードできる。http://www.okinawa-bank.co.jp/kojin/moshikomi/kouzakaisetsu/