世界一おしゃれで平和な紳士 「サプール」初来沖へ 23日から写真展


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
写真展への来場を呼び掛ける写真家・茶野邦雄さん(左)とプラザハウスの平良由乃社長=8日、琉球新報社

 アフリカのコンゴから優美で平和な紳士たち「サプール」が初来沖する―。プラザハウス(沖縄市、平良由乃社長)は23日から、沖縄在住の写真家・茶野邦雄さんの写真展「ザ・サプール 世界一おしゃれで平和なジェントルマン」を、同ショッピングセンター内で開催する。

 サプールはコンゴに90年以上続く独自のファッション文化で「平和を尊び争わず、おしゃれに生きる」ファッショニスタ集団。23日午前11時のオープニングセレモニーにはサプール6人が参加する予定。24日午後3時からはサプールと触れ合うスペシャルイベントを開催する。

 8日に琉球新報社を訪ねた茶野さんは「内戦を経験したサプールは『服が破れるから戦いたくない』というシンプルかつ根本的な平和観を持っている。彼らの平和的なメッセージを沖縄の人たちに伝えたい」と来場を呼び掛けた。

 写真展は午前11時~午後7時、8月31日まで開催する。入場料は500円、中学生以下は無料になる。