校歌探訪 うるま市立具志川小学校


この記事を書いた人 上原 康司

 与勝半島へ向かう県道8号線を下り、エメラルドブルーの金武湾を臨む地に具志川小学校はある。うるま市内の小学校の中で、創立135周年と最も古い歴史を刻む。校舎裏の田んぼでは泥んこ体験や田植え、収穫体験を地域の人の協力を得て、毎年開催。隣接する具志川ビーチでは「ごみゼロ運動」を実施し、環境を生かした総合的な学習を展開する。
 校歌は1946年に制定された。前身の金武湾初等学校の校歌を継承した。同校の当山真志初代校長が作詞、作曲を手掛けた。「空はあけそめ ほのぼのと」から始まり、金武湾から昇る朝日に照らされ、波や稲穂が黄金色に輝き、風にそよぐ情景を描写している。