【中国時報】台風被害35億円 台東県、8割占める


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 台風1号の影響により、農作物の被害が10億774万元(日本円で35億円)に達した。最も被害が大きかったのは台湾東部の台東県で、全体の被害の8割近くを占めた。作物別ではバンレイシの被害が最も大きかった。

 農業委員会は台東県、屏東県、高雄市に現金を援助するほか、低金利で貸し付けをすることを発表した。農業委員会は現在、「農民収入安定保険」を立案しており、8月下旬の試行を検討している。

 農作物の被害によって農家が長期にわたって収入源を失うことから、行政院の林全院長は、関連する農民所得保険法を起草し、現在国内外の所得保険についての資料を集めている。今回の台風1号の被害については、先に賠償を行い、後で保険料を徴収することも検討されている。