全国の小中学生による陶芸作品を対象とした「第16回全国こども陶芸展inかさま」(茨城新聞社、茨城県笠間市など主催)でこのほど、浦添市立沢岻小6年の石川清平(きょうへい)君(11)の「じいちゃんにあげる鯛(たい)のお皿」がB部門(小学4~6年生)の文部科学大臣賞に選ばれた。
石川君は2年生から陶芸教室ippo(浦添市内間)で陶芸を学び、同展示会には4年連続で応募。全国一に選ばれたことを「めっちゃうれしい」と喜ぶ。
応募作は刺し身が好きな祖父に使ってもらうために作ったという。「じいちゃんも喜んでくれた。早く使ってほしい」と話した。
陶芸の楽しさを「少しずつ形が出来上がっていくのを見ていると面白い。うまくいかない時もあるけど、これからもいろんなものを作りたい」と語った。
弟の清太君(9)も優秀賞、清円(きよまる)君(6)も特別賞(笠間焼協同組合理事長賞)に選ばれた。
笠間市の茨城県陶芸美術館で29日に表彰式がある。受賞作品などは29日から8月31日まで展示される。入場無料。