今年になって20キロのガーラを2匹を釣った仲里良一さん、7月15日もガーラを狙って夕方4時の便で那覇一文字の通称真ん中のポイントに渡った。
活(い)きボラを餌に午後5時ごろから竿(さお)を出しアタリを待った。午後7時にいきなりヒット。沖に向かって200メートル以上ラインが引き出された。これまでの経験からガーラと判断した仲里さんは魚を寄せようと試みたが、なかなか寄って来ず、右へ右へと移動し始めた。
これまでにない引きに耐えながら必死にやり取りをすること2時間。ようやく足元まで寄せ、持参した落としタモに入れ引き上げたガーラは自己新記録となる132センチ・31.5キロだった。
パヤオ初挑戦の金城幸史さん。16日午前3時30分に安田漁港を出船した。夜が明けてから沈みパヤオでジギングを始めた。金城さんのライトタックルに大物がヒット。しばらくやり取りをしたが、パヤオに絡んでしまった。次に浮きパヤオでジギングを始めたら、再び金城さんにヒット。リールを変えた事や同行したベテランのサポートもあって、30分ほどで船縁(ふなべり)に浮いたのは35キロ前後のキハダマグロだった。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)