中国総体、きょう開会式 県勢 余念なく調整


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 【中国総体取材班】2016年度全国高校総合体育大会「2016情熱疾走 中国総体」の総合開会式が28日に岡山県のジップアリーナ岡山で開かれる。全国各地から集結した高校生アスリートが8月20日までの大会期間中、岡山、鳥取、島根、広島、山口、和歌山の6県を舞台に熱戦を繰り広げる。県勢は28競技に418人(男子238人、女子180人)が出場する。大会を目前に控えた選手たちは各地で最終調整を行った。開会式に先だって行われたサッカー競技1回戦では、那覇西が0―2で横浜創英(神奈川)に敗れた。

大会本番を前に、現地で調整に汗を流す女子ソフトテニスの名護の選手=27日、岡山県備前テニスセンター(屋嘉部長将撮影)

◆伸び伸び調子良好 名護(女子ソフトテニス)
 女子ソフトテニスの名護は27日に岡山県入りし、試合会場である岡山県備前テニスセンターで約2時間、ストロークやサーブ、試合形式の練習で汗を流した。25、26日には兵庫県の須磨学園との練習試合を行い、準備は万端の様子。田場典善監督は「伸び伸びプレーしていて、調子も良さそう。全国総体は先手必勝。最初の1ゲームを取って流れをつかみたい」と思い描く。団体と個人戦に出場する友利璃南は「(団体戦は)大将としてチームの勝利に貢献したい。個人戦ではベスト8に入れるようにしたい」と意気込む。1年生から全国総体へ3年連続出場し、最後の夏を迎えた川田楽々主将は「自分たちがいままでやってきたことを出し切り、勝利という形で支えてもらっている多くの人に恩返ししたい」と笑顔で語った。