「甲子園は長い夏に」 嘉手納高野球部、壮行会で決意


この記事を書いた人 松永 勝利
壮行会で激励を受ける嘉手納高校の選手ら=31日夕、かでな文化センター

 第98回全国高校野球選手権大会に出場する嘉手納の壮行会が31日夕、嘉手納町のかでな文化センターで開かれ、大勢の学校関係者や住民らが集まり、選手たちにエールを送った。
 壮行会で大蔵宗元監督は「(全国の)代表が出そろって、相手が見えてきた。甲子園に乗り込んで、地域の結束を全国の強豪校にぶつけ、この嘉手納の街をアピールしたい。甲子園は長い夏にしたい」と上位を目指す決意を語った。
 大石哲汰主将は「今大会で優勝できたのは声を掛けてくれた周りの支えがあったからだ」と応援に感謝した。その上で「甲子園でも感謝の気持ちを忘れず、精いっぱい全力プレーで一生懸命頑張る」と意気込んだ。
 嘉手納ナインは1日、現地に向けて出発する。選手権大会は4日に抽選会を行い、7日に開幕する。【琉球新報電子版】