本部釣りイカダで初挑戦


社会
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 7月29日、夏休みのファミリーフィッシングを取材しようと本部釣りイカダに渡った。イカダにはファミリーのほかベテランらしき釣り人がいて、ベテランはアイゴやヒレーカー、ガーラ、ミジュンなどをコンスタントに釣り上げていた。

 その横で岐阜県からやってきたという高見ファミリーは初めての釣りに悪戦苦闘しながも楽しんでいた。しばくすると、高見陸帆君のアイゴ仕掛けに魚がヒットした。「釣れた、釣れた」と興奮しながらリールを巻く陸帆君。それを見てお父さんとお母さん、兄弟が集まって声援を送っている。
 カメラを持って駆け付けた私の前で釣れ上がったのは30センチほどのヒメジの仲間。「残念だったね」と言い掛けた私の言葉を遮るように「生まれて初めてお魚釣ったー」と喜ぶ声が上がった。
 高見さんファミリーはその後も小魚を釣る度に歓声を上げ、満足気に帰っていった。陸帆君にとって沖縄旅行で初めて釣った小さな魚は一生の思い出となるだろう。本部釣りイカダは昼間はエーグワーやミジュン、グルクマーなどが釣れていて、夜はカーエーやタマンが釣れている。本部釣りイカダ(電話)0980(47)5349。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

7月24日、石垣島明石海岸で115センチ・20キロのロウニンアジを釣った比嘉景紀さん
31日、西崎一文字で64センチ・3.03キロのタマンと57センチ・2.28キロのカースビーを釣った翁長良治さん
21日、伊江島で40.5センチ・1.13キロのチヌと38.7センチ・0.88キロのカンムリベラを釣った前徳朝煌さんと娘の莉心さん
30日、真栄田岬で73センチ・5.4キロのタマンを釣った保栄茂大貴さん
24日、慶良間で81.5センチ・7.1キロのイヌバーを釣った赤嶺健治さん
29日、本部釣りイカダで30センチのヒメジを釣って緊張気味の高見陸帆君
24日、金武海岸で112センチ・20.8キロのロウニンアジを釣った宮良タスクさん
17日、糸満パヤオで130センチ・29キロのキハダマグロを釣った嘉数宜秀さん
31日、津堅沖の無人島で100センチ・13.1キロのロウニンアジを釣った大城一真さん