喜友名選手「夢へ精進」 空手五輪決定、日本連盟も歓喜


この記事を書いた人 金城 美智子

 2020年東京オリンピックの追加種目として空手が正式に決まったことを受け、全日本空手道連盟(笹川堯会長)は4日午前、東京都内の日本空手道会館で会見し、関係者や選手らが決定を喜んだ。

空手の東京五輪種目決定を受け、技を披露する(左から)喜友名諒、清水希容、植草歩、荒賀龍太郎の各選手=4日午前、東京・辰巳の日本空手道会館

 笹川会長はこれまで3度のオリンピックで決定に至らなかった経緯にも触れ、興奮した様子で「本当にうれしい」と歓迎。「何が何でもメダルを獲得する。選手の育成と強化に力を注ぎたい」と強調した。
 会見に出席した県出身の喜友名諒選手(劉衛流龍鳳会)は「小さいころからオリンピックに出場し金メダルを取ることが夢だった。会長やいろんな先生方に夢を与えていただいた。下の世代に夢や希望を与えられるように精進したい」と意気込みを語った。【琉球新報電子版】