石垣で南の島の星まつり 消灯観望、くっきりと


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
照明が落とされ、夜空に現れた満天の星。その美しさに多くの人たちが見入った=6日、石垣市南ぬ浜緑地公園

 【石垣】石垣島全島の消灯を呼び掛け星空を楽しむ「南の島の星まつり」のライトダウン星空観望会(同実行委員会主催)が6日夜、石垣市南ぬ浜緑地公園で開かれた。カウントダウンの後、公園内の照明が落とされた瞬間、満天の星が広がった。夜空に現れた天の川の輝きに、来場者は息をのんで見入っていた。

 南の島の星まつりは旧暦の七夕(7月7日)に合わせて開催。今年で15回目を迎えた。市民や観光客ら約1万1千人が訪れ、観望会では特定非営利活動法人八重山星の会がレーザーポインターを使って夜空に浮かぶ星を指し示すなどして解説した。
 会場は午後3時に開場し、夏川りみさんらによる夕涼みライブも開かれた。