琉球新報社 リオデジャネイロ・オリンピックには、台湾から５８人の選手が参加しているが、今回もチャイニーズ・タイペイとして開会式では中華民国の国旗ではなく、中華オリンピック委員会旗が掲げられた。
競技では、ウエイトリフティング女子５３キロ級に 参加している許淑淨選手が、スナッチ１００キロ、ジャーク１１２キロのトータル２１２キロを挙げ、台湾に今大会初めての金メダルをもたらした。同選手はロンドン五輪で銀メダルを獲得したが、金メダルの選手に薬物違反が発覚し金メダルに格上げされたため、五輪２連覇となる。
また同競技の女子５８キロ級では、アジア大会時の大けがで車いす生活を経験した郭〓淳選手がスナッチ１０２キロ、ジャーク１２９キロのトータル２３１キロを挙げ、銅メダルを獲得している。
※注：〓は女ヘンに「幸」
