第7回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会が13、14日、湘南・藤沢市鵠沼海岸常設ビーチバレーコートで行われ、県代表として出場した西原東Aが県勢で初めて優勝した。15日に那覇空港に凱旋(がいせん)したメンバーは横断幕を掲げた保護者らに出迎えられ、満面の笑みを見せた。
優勝したメンバーは同校バレー部3年の照屋良和、大城栄悟、新垣旭、崎山裕匠、吉川皓也の5人。西原東中は九州中学体育大会は6位に終わり全国出場を逃したが、初出場のビーチバレー大会で思わぬ全国制覇を果たした。
少し遊び気分で出場したという全国だが、予選は1位通過。28点1セットマッチで行われた決勝トーナメントの4試合も常に10点差以上をつけて他チームを圧倒した。
決して弱くない対戦相手ばかりだったが、高いブロックで相手エースには仕事をさせず、弱点を見極めて的確に攻める頭脳戦がはまったという。主将の照屋は「高校でもバレーボールを続けるので、次は本職で全国制覇を果たしたい」と笑顔で話した。