伊江島牛2頭に舌鼓 JAまつりで焼き肉に長蛇の列


社会
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伊江島牛の焼き肉を手にして喜ぶ来場者=10日、JAおきなわ伊江支店駐車場

 【伊江】組合員をはじめ地域住民に農協事業の参加や支援に感謝するJAおきなわ伊江支店(友寄千成支店長)の「謝恩夏まつり2016」が10日、同支店駐車場で開かれた。多くの村民をはじめ、家族連れや観光客らが来場し、食事をしながらステージイベントを楽しんだ。

 会場には毎年恒例となった伊江島牛の焼き肉コーナーが設けられ、販売開始前から長い列ができた。法被姿の同支店職員が2頭分の焼き肉を手際よく鉄板で焼き上げた。

 1皿100円で販売され、購入した客は早速、焼きたての焼き肉に舌鼓を打っていた。焼き肉の売上金と寄付金を合わせて12万9630円が民間救急ヘリを運航するMESHサポートに寄付される。

 特設ステージでは、島ゆり太鼓のエイサーやカラオケ、ジョニー宜野湾さんのライブなどが披露された。友寄支店長は「多くの来場者に楽しんでもらえた。今期も豊作を祈願し、村の農業発展に寄与したい」と話した。
(金城幸人通信員)