【アメリカ】大城博成会長(エナジックUSA社)コンベンション開催


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鏡割りをする関係者ら

沖縄企業を世界規模に
 ロサンゼルスからラスベガスまで、野山は住宅地域以外に緑を見ることはできない。高速道路を突っ走ると約4時間とちょっと。ラスベガスは特に気温が高く、訪れた7月29日は45度に上っていた。

 ラスベガスの一流ホテルの一つ金色に輝くマンダレイベイホテルの部屋を借り切って、エナジックUSA社(大城博成会長、比嘉考一郎社長)がコンベンションを開催したのが7月下旬だった。販売員の約4千人がヨーロッパ、日本を含むアジア、中近東など世界各国から集まった。

 歌手、フラメンコ、ギター、その他オクラホマ州からの家族の合唱などディストリビューターの演技コンペがあり、会場を盛り上げた。

 最後に大城会長家族が全員で「安里屋ユンタ」などを、会長自身が三線片手に披露した。琉装での登場に、会場からは万雷の拍手が送られた。

 大城会長は日本語で「第2次世界大戦終戦の年、私は沖縄で4歳だった。貧しくはだしで過ごした日々だった。体力もなく悲惨な少年時代にマラリアにかかったこともあった。その時に米兵がくれた薬で立ち直った。彼らの優しさと温かい心に癒やされた思い出が脳裏に焼き付いている。『いつの日かきっと自分はアメリカ人と同じような人間になりたい』、それがエナジック還元水にたどり着く人生の始まりで、現在のビッグ・リーダーはほとんどアメリカ人で、私の夢はどんどん広がっている」と英語に同時通訳する社員を通して、メッセージを伝えた。(当銘貞夫通信員)