辺野古工事中止を 東アジア研、VFP総会を報告


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第31回年次総会と写真展の様子を説明する(左から)小波津義嵩さん、瑞慶覧長敏・東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター次長、エド・サンチェスVFP琉球沖縄国際支部事務局長=21日、那覇市久茂地の東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター

 東アジア共同体研究所琉球・沖縄センターは21日、12~15日に米カリフォルニア州バークレー市で開催された「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」の第31回年次総会と、同時開催の写真展「オキナワ辺野古は今」の報告会を那覇市久茂地の同研究所で開いた。

 同センターの瑞慶覧長敏次長、VFP琉球沖縄国際支部のエド・サンチェス事務局長、名桜大3年の小波津義嵩さんが動画やスライドを使って現地の様子を報告した。

 年次総会では辺野古、高江の工事中止を求める決議を可決。瑞慶覧氏らは、反対意見が出ず、満場一致で可決した際の動画を見せ、VFPでの理解が深まっていることを強調した。

 小波津さんは、辺野古新基地建設に反対する住民らの写真展に訪れたイギリスの退役軍人らが、写真を見て心を痛める様子を紹介し「軍人も被害者なのだと思った」と話した。