大東島地方、25日に暴風域の恐れ 台風10号


この記事を書いた人 松永 勝利

 台風10号は23日正午現在、南大東島の北東約370キロにあり、ゆっくりとした速度で南南西に進んでいる。沖縄気象台によると、台風は次第に発達し、25日には強い勢力で大東島地方にかなり接近する可能性がある。
 大東島地方では、24日から台風の影響で強い風が吹く見込みで、25日には暴風となるおそれがある。沿岸の海域で23日昼前からしける見込み。同気象台は強風と高波に注意を呼び掛けている。
 台風10号の中心気圧は985ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南東側220キロ以内と北西側170キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いている。【琉球新報電子版】