移住110周年ペルー、沖縄の絆深化へ 翁長知事、式典へ出発 


この記事を書いた人 金城 美智子
ペルー移住110周年記念式典出発式で記念撮影に応じる翁長雄志知事(右から3人目)ら=26日午前、那覇空港

 翁長雄志知事はペルーで28日開催の県系人ペルー移住110周年記念式典に出席するため26日午前、那覇空港で出発式を開いた。翁長知事は「ペルー沖縄県人会はじめ現地で活動する県系人と交流を深め、ペルーと沖縄の友好の絆を強めていきたい」と意気込みを語った。

 ペルーは県系人が1906年に初めて移住し、南米では移民先駆けの地とされる。翁長知事は現地時間26日にペルーに到着し、27日はペルー日系人協会や在ペルー大使を表敬訪問、戦没者追悼式にも参加する。31日に帰沖予定。
【琉球新報電子版】