道じゅねー、勇壮に 沖縄全島エイサー開幕


この記事を書いた人 志良堂 仁
第61回沖縄全島エイサーまつり初日 迫力のあるエイサーで多くの観客の目を楽しませた道じゅねー=26日、沖縄市のコザゲート通り

 沖縄の夏を彩る「第61回沖縄全島エイサーまつり」(主催・同実行委員会=沖縄市、琉球新報社、沖縄テレビ放送、市観光物産振興協会、市青年団協議会)が26日開幕し、沖縄市の胡屋十字路周辺で道じゅねーが行われた。勇壮な演舞や夜空を震わせる太鼓の音、華やかな手踊りに、集まった多くの観客が見入っていた。

 国道330号からコザゲート通りにかけ、市内外の9青年会が練り歩いた。ゲート通りに設置された2カ所の固定演舞会場では、沖縄市内の10青年会と市内外の4団体が演舞した。

 毎年見に来ているという新里満雄さん(65)=沖縄市=は「エイサーの演奏と太鼓の音を聞くと元気になる」と演舞を楽しんだ。

 27日は午後3~9時に市コザ運動公園陸上競技場で「第38回沖縄市青年まつり」、28日は午後3時~9時に同競技場で本祭が行われる。両日の終演には花火やレーザーショーもある。