経済

新コンビニ県内進出 エネ関連のミツウロコ、ココ7店を承継

 エネルギー関連事業のミツウロコグループホールディングス(本社・東京、田島晃平社長)が、ファミリーマートが買収したココストアのうち沖縄本島の7店舗をミツウロコのグループ会社で承継することが26日、分かった。天然水販売など小売り・飲食事業も手掛けるミツウロコグループの県内進出は初めて。当面は各店舗のコンビニ事業を引き継ぎながら、飲食部門などへの転換も視野に入れていく。

 ミツウロコグループHDは25日の取締役会で、九州地区にある「ココストア」「エブリワン」の計69店舗を、関連会社のココストアリテールが10月1日付でファミリーマートから購入することを決定した。譲渡金額は5700万円。承継後はミツウロコグループのコンビニ事業である「RICマート」「TACメート」のほか、同グループが計画するオリジナルブランドなどへ順次切り替えていく。

 沖縄で承継するのはココストアの那覇市や南城市、本部町などの7店舗で、ココストアリテールによる直営に移行する。ミツウロコグループHDは「沖縄での初出店となる。将来的にはコンビニ事業と一線を引きながら、グループで展開する飲食部門への拡大が見込めるかなど形態を検討していく」と述べた。

 ファミリーマートは今年2月、ミツウロコグループHDの子会社であるミツウロコビバレッジ(現ミツウロコプロビジョンズ)に、ココストアリテール社を売却するなどの包括業務契約を締結した。ファミマ側はココストアの不採算店を中心に譲り渡すことで経営統合の負担を軽くし、ミツウロコ側はボランタリーチェーン(VC=個店連携による共同仕入れ・販売戦略)で展開する飲料事業、飲食店業の経営多角化を拡大する狙いで一致した。
(与那嶺松一郎)