宮古総実、みそバーガーでV うまいもん甲子園県大会


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
真剣な表情で調理する宮古総合実業高校の生徒ら=27日、那覇市旭町

 全国の高校生が、地域の食材を使ったメニュー開発を競う「第5回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(主催・農林水産省、全国食の甲子園協会)の県選抜大会が27日、那覇市旭町のおきでん那覇ビルで開かれた。審査の結果、宮古総合実業の「Uh~米(まい)ぷからすバーガー~味噌仕立て~」が優勝した。県内から応募のあった6校11チームのうち、書類選考を通過した八重山農、宮古総合実業、中部農、首里、沖縄工の5校5チームが参加した。

 優勝した宮古総実のメニューは、地下水保全のために栽培するそばの実を使った特製みそを塗ったご飯でオリジナルカツを挟んだライスバーガー。みそには地元の伝統的なアギヤー漁で取れたグルクンも混ぜられており、審査員は「総合的な完成度が高かった」と評価した。

 同校3年の川田美琴さん(18)は「カツの具や包み方を工夫した。頑張ったので良かった」と笑顔を見せた。

 優勝した宮古総実は、11月4日に東京で開催される決勝大会に出場する。

 同校のライスバーガーは来年、沖縄県地域限定商品としてファミリーマート店舗で発売される予定。