「ペルー発展に日系人貢献」 知事、日系人協会を訪問


この記事を書いた人 志良堂 仁

 ペルー移住110周年記念式典に参加するため、ペルーを訪問している翁長雄志知事や新里米吉県議会議長ら一行約40人は27日午前(現地時間)、ペルー日系人協会の国頭ホルヘ会長を訪問した。

 翁長知事は「日系人のつながりの拠点でペルー共和国の発展に貢献しているこの場所に訪れることができ、感激している」と述べた。10月に開催される世界のウチナーンチュ大会についても触れ、国頭会長に大会への招待状を手渡した。国頭会長は、感謝の意を伝え招待状を受け取った。

 同日午後はペルー沖縄県人会館でペルー移住先没者追悼式が行われた。記念植樹では、デイゴの木を在ペルー大使館の株丹(かぶたん)達也特命全権大使らと共に県人会館前の広場に植樹をした。

 ペルー移住110年記念式典は28日午前10時(現地時間)、同会館で開かれる。ペルーは県系人が1906年に初めて移住、南米で移民先駆けの地とされる。