【中国時報】台湾の女性政治家・管理職 10年で2.5万人増


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 労働部が発表した台湾の女性の政治・経済への参加概況によると、この10年間で台湾女性の政治・経済への参加は大きく進展した。欧米の主要国との比較では、まだ開きがあるももの、アジアの日本や韓国より勝るとの結果が出ている。

 2015年の議員や会社の管理職は合計9・8万人で、10年前の05年の7・3万人に比べ2・5万人増えた。

 労働部によると、政治や企業の管理職の女性の比率は、米国が43・6%でトップ、次にスウェーデンの39・5%が続く。台湾は25・3%で、日本12・5%、韓国10・5%を上回っている。公務員では女性が政務関連の仕事に就く比率が増え、05年の12・0%から昨年19・7%となり、上級公務員の割合も10年間で18・8%から30・6%まで増えた。