【ヘリパッド取材班】米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り沖縄防衛局は8日午前、ロープを取り付けた重機を積んだトレーラー3台や、砂利を積んだダンプカー約10台を同訓練場のN1地区ゲート内に搬入した。重機に取り付けたロープは、ヘリコプターでN1地区からG地区やH地区へ空輸する目的とみられる。
ヘリ空輸用とみられるロープ付き重機をN1地区ゲートへ搬入したのは7日に続いて2日連続になる。
ヘリパッド建設に反対する市民らは同日午前、北部訓練場のメインゲートからN1地区ゲートへ向かう県道70号沿いで2地点に分かれ、ヘリパッド工事車両の通行を阻止しようと駐車して座り込み、道路を封鎖した。
全国から派遣された機動隊員たちが座り込む市民らを排除し、工事車両の通行路を確保した。
【琉球新報電子版】