沖縄と韓国、力勝負 日韓親善40年 角力、シルムで対戦


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 【久米島】日韓親善40周年を記念して3日、「韓国シルム・沖縄角力交流競技大会(県角力協会主催)」が、久米島イーフビーチホテル内特設会場で開催された。

 大田治雄町長は「角力やシルムを通して、日韓の交流がますます発展することを願っている」と歓迎のあいさつをした。

 競技は、県内の沖縄角力と韓国シルム(相撲)の選手合わせて約50人が出場し、互いのルールで取組が行われた。選手らは、観客からの声援を浴びながら力と技をぶつけ合い、白熱した展開で会場を沸かせた。

 久米島から参加した大村健太さん(30)は「沖縄代表として出場することができ、非常に感慨深い。大会を通して沖縄角力とシルムがさらに発展し、注目されるスポーツになればうれしい」と話した。
(盛長容子通信員)

韓国シルム・沖縄角力交流競技大会の沖縄角力=3日、久米島イーフビーチホテル内特設会場
シルムのルールでも取組が行われた