敬老の日前にさっぱり 県理容生活衛生組合がホームでボランティア


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理容師に髪を切ってもらう入所者=12日、北谷町桑江の有料老人ホームちゅうざん

 【北谷】県理容生活衛生同業組合は12日、北谷町桑江の有料老人ホームちゅうざんで理容ボランティア活動をした。同組合の青年部と女性部員ら15人が、入所者約30人の髪を整えた。

 理容師は「これでいいですか」「気になるところはありますか」などと優しく声を掛けて、手際良く髪を切りそろえた。入所者らは敬老の日を前に、きれいに整えられた頭を触って満足そうな笑顔を見せた。

 襟足が気になっていたという砂川ミサホさん(103)は「切られたら上等さ」としみじみ話した。

 全国理容連合会は9月の第2月曜日を、理容ボランティアの日と定め、老人施設などを中心に出張理容をしている。