コラソン、今季初勝利 トヨタ紡織九州に28―24


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 ハンドボールの日本リーグ(JHL)は17日、全国各地で男女7試合を行った。琉球コラソンは佐賀県の神埼中央公園体育館でトヨタ紡織九州と対戦し、28―24で勝ち、今季初勝利を収めた。前半を1点ビハインドで折り返したコラソン。後半11分に18―18と追い付くと、その後はGK石田孝一の好セーブなど守備からリズムをつくり、ゲームの流れを引き寄せた。

 石川出を起点とした攻撃も相手ディフェンスを揺さぶり、得点を重ね、後半の中盤以降は、一度もリードを許すことなく逃げ切った。

 コラソンは19日、山梨県の小瀬スポーツ公園体育館で北陸電力と対戦する。

琉球コラソン(1勝1敗)
 28―24(12―13,16―11)
トヨタ紡織九州(2敗)

◆守り機能しリズム 攻撃に波及、後半一気

 相手攻撃陣を徹底マークし、シュートコースを狭め、それをGK石田孝一が止める―。後半に入り、守りからリズムをつかんだ琉球コラソンが逆転勝ちした。水野裕紀選手兼監督は「一貫して機能していた守備が、試合の大事な場面で一層力を発揮した」と評価。シーズン前に掲げていた「25失点以内」の理想的な内容で今季の初白星をつかんだ。

 開幕戦と同様、この日も試合序盤はノーマークを外すなど、シュートミスが目立った。やや単調な攻撃でコンビネーションも乱れ、変則的な動きを見せる相手GKの前に、得点が止まる。「緩急をつけた攻撃ができなかった」(水野選手兼監督)。

 重苦しい雰囲気を、後半の守備が変えた。石田の好セーブが続き、速攻が決まりだす。石川が起点となりリズムを組み立て、三村裕幸や村山裕次らがゴールネットを揺らした。代わる代わるコートに入るベンチスタートの選手らも動きがよく、残り10分を切ったところから、一気に点差を広げた。

 「試合終盤でやっと、(コラソン)らしい動きができた」と振り返る水野選手兼監督。次戦の北陸電力戦に向け「もちろん勝ち、連勝でホーム開幕戦の22日を迎えたい」と意欲を示した。